お知らせ
2024年08月26日
【お知らせ】電子処方箋の重複投薬アラートにおける厚生労働省の対応について

電子処方箋については、紙で交付されている処方箋が電子的に送信される仕組みで、オンライン資格確認等システムを基盤として、患者が直近で処方や調剤された内容を閲覧できるだけではなく、自動で重複投薬・併用禁忌のチェック・ 防止が可能となり、より安全に薬を受け取ることができるようになります。

電子処方箋は令和 5 年 1 月からスタートしていますが、過去に処方や調剤を受けた情報を別の医療機関・薬局がなぜ分かるのか、疑問を感じる患者がいらっしゃいます。

特に向精神薬等の処方・調剤に際し、重複投薬を知らせるアラートが表示され、 他の医療機関からの「はしご受診」が判明したにもかかわらず、患者から重複投薬の理解が得られず、トラブルになる事例が発生しています。

今後、電子処方箋の利用件数が増加することを見越して、厚生労働省では医療 関係者が患者へ説明する際に使用するリーフレットを作成しております。詳細は、添付のリーフレットをご参照ください。

加入者の皆様には、医療機関・薬局から患者に対して説明が行われることをご承知おきいただくとともに、重複投薬のチェックを行う目的や重複投薬等 チェックの仕組み、マイナポータルでの確認方法などについて、リーフレットを確認願います。

 

【参考】 電子処方箋に関する内容については、下記、厚生労働省ホームページ「電子処方箋」からご参照ください。 ( https://www.mhlw.go.jp/stf/denshishohousen.html )